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マイケル・ノーマン

こんばんはGnaです。

 今日は、100mについてお話したいと思います。

 陸上の全米大学室内選手権は10日、アメリカ・テキサス州カレッジステーションで行われ、男子400メートルで南カリフォルニア大のマイケル・ノーマンさん(アメリカ)が44秒52の室内世界新記録をマークしました。従来の記録は、2005年3月12日にカーロン・クレメントさん(アメリカ)が出した記録を44秒57で0秒05記録更新しました。

 マイケル・ノーマンさんは1997年12月3日生まれの現在20歳。マイケル・ノーマンさんは日本人の母、アメリカ人の父を持つハーフであり、アメリカで育ちました。ハーフの選手は日本の陸上界でも近年多くの活躍が目立ちますが、マイケル・ノーマンさんの速さも目を引くものがあります。

 マイケル・ノーマンさんを一躍有名にしたのは、2016年7月8日に行われた全米選手権男子200予選で第11回世界陸上競技選手権大会(2007年大阪・長居スタジアム)で男子100m、200mの2冠を達成したタイソン・ゲイさんとのレースでも物怖じしない走りをみせ、マイケル・ノーマンさんは終始リードを保ち20秒06をマーク。

 続く準決勝では第15回世界陸上競技選手権大会(2015年中国北京・国家体育場)男子100m銀メダリストのジャスティン・ガトリンさんに先着するなど勢いのままに決勝へ進出した。

 

 決勝では、層の厚さを誇る米国の男子短距離で20秒14で5位で走り、リオデジャネイロオリンピック代表に決まる3位以内は0秒14差で逃したが、6位はタイソン・ゲイさんだった。

 


Olympic Track And Field Trials | 18-Year-Old Michael Norman Beats Tyson Gay In 200m Prelim

 

ちなみにマイケル・ノーマンさんの母・伸江(旧姓斉藤)さんは静岡・入野中時代の1989年には100メートルで第16回全日本中学校陸上競技選手権大会(島根・松江市営陸上競技場)で12秒35で優勝、女子中学生初の11秒台となる11秒96で走りました。現在の日本記録は、土井杏南(埼玉・朝霞一中、現・大東文化大2010年8月23日、鳥取布勢総合運動公園陸上競技場)の11秒61です。

 

ダッシュ!

ダッシュ!

 

 

 日本ではジャマイカ人の父と日本人の母を持つケンブリッジ飛鳥(ナイキ)や父がガーナ人のサニブラウン・ハキーム(アメリカ・フロリダ大学)らの活躍が目立つ中、マイケル・ノーマンさん2020年の東京オリンピックに出場すると思います。

 

 

 日本とアメリカのハーフということから、日本人の我々としては親近感も湧いてきます。今後どのようなレースをしてくれるでしょうか、日本でもハーフの選手は多くなってきましたが、マイケル・ノーマンさんの強さは類を見ないぐらいすごいです。今からとても注目選手の一人としましょう。


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