1600m(1マイル)
こんばんはGnaです。
今日は、1600m(1マイル)についてお話したいと思います。
2018年3月3日にオックスフォードで、人類初の1マイル(約1.6キロ)4分切りを達成した元陸上競技選手のロジャー・バニスターさんが亡くなりました88歳でした。
バニスターさんは1954年5月4日、イギリスオックスフォード大学内のイフリー・ロードのトラックで行われた試合で3,000人の観衆の目の前で1マイルを3分49秒4のタイムで走り優勝しました。
当時1マイルを4分以内で走るのは、不可能と考えられていたが一生懸命の練習の末バニスターさんは、その記録を打ち破ったのです。
その後、1年の間に37名の選手が4分以内で走りさらに2年の間にはその数が300人を超えたそうです。
バニスターさんが不可能の壁を越えたことで出来ると思える人が増えたのです。それは、すごいことですね。
イギリスバーミンガムで開催中の世界室内陸上選手権の会場では、照明が落とされる中バニスターさんの選手としてのキャリアが巨大スクリーンに映し出され、皆さんで1分間の黙とうをささげました。
陸上競技では、1人で走る1600m走と4人で走る4×400mの(マイル)リレーがあります。
現在の男子1マイルの世界記録は、1999年7月7日にヒシャム・エルゲルージさん(モロッコ)の3分43秒13、日本記録は1996年5月11日に柴田清成さん(ヤクルト)の3分58秒89です。
4×400mリレーの1993年8月22日にアメリカの2分54秒29、日本記録は、1996年8月3日に伊東浩司さん・大森盛一さん・小坂田 淳さん・苅部俊二さんでアトランタオリンピックで5位になった時の3分00秒76です。
ちなみに4×400mリレーは、第1走者のみがセパレートレーンで走り、第2走者が第2コーナーを回ってからはオープンレーンとなっています。基本的には400mを得意にする選手で走ることがが多いですが同じ距離を走る400mハードルの選手、持久力があり、ラストスパートの強さを生かせる800の選手が走ることもあります。
オリンピックや世界選手権では、4×100mリレー」が注目されがちですが4×400mリレーも注目していくと面白いと思います。
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第73回びわ湖毎日マラソン
こんばんわGnaです。
今日は、第73回びわ湖毎日マラソンがありました。
今回の優勝は、一般参加の大きいゼッケン「270」をつけた中村匠吾さん(富士通)初マラソンでの優勝です。タイムはマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得できる2時間10分51秒。
27キロ付近で日本選手同士の争いからやや後退。38キロすぎに今井正人さん(トヨタ自動車九州 2時間11分38秒)を振り切ると日本人1位で7位に入賞した。
MGCとは、2020年東京オリンピックのマラソンにおいてメダルを獲得するため、これまでの実績と課題を基に、オリンピックに向けた強化とリンクした新たな選考方法であり、2017年夏から「マラソングランドチャンピオンシップシリーズ(MGCシリーズ)」をスタートさせ、「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で2枠、「マラソングランドチャンピオンシップファイナルチャレンジ(MGCファイナルチャレンジ)」で1枠を決定します。
対象レースは、
- 8月 - 北海道マラソン(男子・女子)
- 11月 - さいたま国際マラソン(女子)
- 12月 - 福岡国際マラソン(男子)
- 1月 -大阪国際女子マラソン(女子)
- 2月 - 別府大分毎日マラソン(男子)
- 2月 - 東京マラソン(男子)
- 3月 -びわ湖毎日マラソン(男子)
- 3月 -名古屋ウィメンズマラソン(女子) となっています。
今回日本人トップの中村さんは、駒澤大学で今回失速した村山謙太(旭化成)らと同期の25歳。箱根駅伝で活躍(出雲駅伝区間賞1回・全日本大学駅伝区間賞2回・箱根駅伝区間賞1回)し、ユニバーシアードのハーフマラソン銅メダルなどの実績をもっています。
25日の東京マラソンでの日本記録(2時間6分11秒)の設楽悠太さんをはじめ10位までの日本人選手(7位木滑 良さん(MHPS)・8位宮脇千博さん(トヨタ自動車)・9位山本憲二さん(マツダ)・10位佐藤悠基さん(日清食品グループ))と多くの選手で東京マラソンの代表を争う戦いがこれからの楽しみです。
みなさんも2020年東京オリンピックの代表に誰がなるのか注目をしていきましょう。
二刀流
こんばんはGnaです。
今日は、終わってしまいましたが夏冬両方のオリンピック出場を目指している選手を紹介したいと思います。
陸上競技では、青戸慎司さんが有名ですが(日本人では今まで4人しか夏冬のオリンピックには出ていません)、それ以来20年ぶりに目指した君嶋愛梨沙さんです。
君嶋さんは、中学時代200mの日本記録(24秒36・2009年8月23日)で走り、山口県から埼玉栄高校に入学しました。同期には、高校生でロンドンオリンピックに出場した土井杏南選手がいます。
埼玉栄高校を卒業後、日本体育大学に進学し 100メートルで中学時代の自己最高を塗り替え(11秒73)、関東学生対校選手権では優勝を果たしました。
2017年11月、そりの乗り方を覚え、12月にはワールドカップ下部大会で優勝。押切麻李亜さんと組んだ2月の世界選手権では日本勢過去最高の7位とりましたが、今回の冬季オリンピックは出場がなりませんでしたが4月からは、日本体育大学大学院に進み、改めて「二刀流」の夢を追い続けるそうです。
今後の2020年東京オリンピック・2022年北京オリンピックには、期待がもてます。
今から注目しておくと今後が楽しみです。
世界室内陸上競技選手権
こんばんはGnaです。
今日は、昨日(3月1日)より4日までイギリス、バーミンガムのアリーナ バーミンガムで行われている世界室内陸上選手権大会についてお話したいと思います。
陸上競技には、奇数年の8~9月に約10日間行われる世界陸上競技選手権大会と偶数年の3月に約4日間行われる世界室内陸上選手権大会があります。
世界陸上競技選手権大会は、世界陸上という通称でご存知の方も多いと思います。日本での開催は、1991年に東京・2007年に大阪で行われました。
現在は、TBSでの放送ですが以前は、テレビ朝日・日本テレビ・NHKでも放送されたことがあります。
開催期間中はついつい熱くなってしまい、時差があると寝不足になってしまいますね。ちなみにテーマソングは、2005年より織田裕二さんの「All my treasures」になっています。
話を戻しますが世界室内陸上選手権大会は、1985年より開催され今回で17回目になります。日本でも1999年群馬県前橋市のグリンドーム前橋で行われました。
行われる種目は男女の60m、400m、800m、1500m、3000m、60mハードル、走高跳、棒高跳、走幅跳、三段跳、砲丸投、4×400mリレー。そして、男子七種競技と女子五種競技です。
夏の世界陸上競技選手権大会やオリンピックに比べると室内のため種目が少ないです。
今回の日本からの出場は、60mハードル 増野元太(ヤマダ電機)選手のみですが増野選手を応援しております。
レースは、3月3日18時58分(日本時間4日3時58分)の第5組1レーンで走ります。
来年の世界選手権にも出場と思いますので今から注目です。
【2018年3月5日追記】
世界室内陸上選手権大会の結果(60mハードル 予選第5組)
POS | BIB | ATHLETE | COUNTRY | MARK |
---|---|---|---|---|
1 | 221 | Pascal Martinot-Lagarde | FRA | 7.62 Q |
2 | 183 | Petr Svoboda | CZE | 7.68 Q |
3 | 146 | Johnathan Cabral | CAN | 7.70 Q |
4 | 273 | Eddie Lovett | ISV | 7.78 Q |
5 | 277 | Hassane Fofana | ITA | 7.81 |
6 | 372 | Jason Joseph | SUI | 7.89 |
7 | 292 | Genta Masuno | JPN | 7.97 PB |
8 | 354 | Namataiki Tevenino | PYF | 8.98 SB |
近代五種
こんばんはGneです。
今日は、東京オリンピックで行われる近代五種についてお話します。
陸上競技には、十種競技という近代五種の二倍の競技があります。
ちなみに第81回日本陸上競技選手権大会 (1997年)の十種競技優勝者は、タレントの武井壮さんです。この時に走った十種競技100mの10秒67のタイムは、現在も日本最高記録です。今後記録が更新されるのかが注目されます。
話を近代五種に戻しますが、近代五種とはフェンシング、水泳、馬術、ランニング、射撃をすべて1人でやる競技でその過酷さから「キング・オブ・スポーツ」と呼ばれます。1912年のストックホルムオリンピックより実施され歴史のある種目の一つです。
このストックホルムオリンピックには、日本人初のオリンピック選手金栗四三さん(箱根駅伝でも有名)が参加しており、54年8ヶ月6日5時間32分20秒3の世界一遅いマラソン記録を残しています。
今日、この近代五種に競技スポンサーとして日清食品、応援ソングをゴスペラーズが歌うこととなりました。ゴスペラーズは「近代五種ペラーズ」として登場し代表曲「ひとり」をベースに、近代五種の種目を歌詞に取り入れた応援ソング「ひとり、で五つ」を生披露し、重厚なハーモニーを響かせました。
www.nissin-kingo.jp 応援サイトでは、日清によるシュールな近代五種応援キャラクター「ぺんたうるすくん」が360度見られ実際のマイナーさや、その競技の内容について知りたくなった人はチェックしてみると、東京五輪での楽しみが一つ増えるかもしれません。
ぺんたうるすくんは上半身は人、下半身は馬といういでたちで、さらに近代5種で使用する道具を身に付けている異色のキャラクターで小学生を対象にしたアンケートでは、75%が「気持ち悪い」と回答したそうです。
今後、ぺんたうるすくんがかっこいいと人気があがるといいとですね。
日本代表選手も注目です。