陸上豆知識23
こんばんはGnaです。
今日は、前回に引き続きプロテインについてお話ししたいと思います。
前回は、たんぱく質の意識についてお話をしました。
大豆たんぱくの健康効果は、次の通りです。
たんぱく質の栄養価の評価法として、アミノ酸スコアというものがあります。
アミノ酸スコアの満点は100で、100に近ければ近いほど良質なたんぱく質と言われています。
大豆たんぱく質は、満点の100で吸収率も高く、95%以上です。体内でほぼ完全利用できるたんぱく質です。
しかし、吸収速度に関しては、乳清たんぱく質であるホエイと比較するとゆっくりと吸収されるという違いがあります。
別な視点から考えると、消化に時間がかかるので腹持ちが良いという事です。ダイエット中には大変いいことだと思います。
また、大豆タンパク質のアミノ酸には分岐鎖アミノ酸(BCAA)を100グラムあたり13.7グラムも含みます。
これは全アミノ酸の18%に相当する量です。BCAAは筋肉を強くし、持久力をアップさせ、集中力の維持に役立つといわれています。
陸上競技のトレーニングで動ける体でをつくり効果を実感したいですね。
また大豆に含まれる大豆イソフラボンには女性ホルモンに似た作用があることはよく知られています。
そして生活習慣の乱れで引き起こされる、体の負担となる作用を良好な状態に導く効果が最近の研究によって解明されつつあります。
イソフラボンの中には、「ゲニステイン」「グリシテイン」「ダイゼイン」の3種類あり、種類によってそれぞれ効果などに特徴があります。
大豆タンパク質の食欲調節作用として大豆タンパク質は満腹中枢を刺激することがわかってきました。
それにより摂食量が抑制され、コントロールしやすくなります。減量やダイエットの時に活用できる作用です。
今日のお話はここまでにしたいと思います。
これからも大会の結果や陸上の面白い話をお伝えしますので今後も購読よろしくお願いいたします。Gnaでした。