陸上豆知識19
こんばんはGnaです。
今日は、前回に引き続きプロテインについてお話ししたいと思います。
前回までは、プロテインの種類についてお話をしました。
何で陸上競技にプロテインが必要なのかをお話ししたいと思います。
プロテインによって効率よく補給されるタンパク質は、体の組織をつくる大事な栄養素の一つで、筋肉や髪、肌などの材料はもちろん、体のエネルギー源にもなります。タンパク質は三大栄養素の一つで、体にとって欠かせないものです。
トレーニングを行うと新しい筋肉が作られます。
その材料となるタンパク質を適したタイミングで必要量を摂取することが大切です。プロテインは効率よく摂取できるので、トレーニングを行う上で必需品といえます。
トレーニングのなかで強い負荷のトレーニングは筋肉を疲労させ、傷つけますが、運動後、24~48時間程の休息を取ることで、筋肉は激しい運動にも耐えられるように、自力で修復し、運動以前のカラダより強くなろうとします。
その際に、筋肉の材料となる「アミノ酸」をたくさん取り込んで、筋繊維をより太くしようとします。これを「超回復」といいます。
このとき、同じ強度・負荷でトレーニングを続けていると筋肉が重量に慣れてしまい、負荷をかけても刺激が入りにくくなります。そのため、徐々にトレーニングの強度・負荷を上げる必要があります。
超回復は、休息に加え、必要な栄養を十分に摂ることで、効果はさらにアップします。
トレーニング直後のカラダは、筋肉の素となるタンパク質が分解されやすい状態です。
タンパク質は、人間のカラダを構成する成分の第2位(体内の15~20%)になる程、重要な栄養素です。トレーニングにより、タンパク質の分解が進行してしまっては、筋力も低下してしまいます。
タンパク質をはじめとする栄養摂取や運動後の休養をバランスよく管理し、定期的に繰り返すことで筋肉は発達していきます。
今日のお話はここまでにしたいと思います。
これからも大会の結果や陸上の面白い話をお伝えしますので今後も購読よろしくお願いいたします。Gnaでした。